叶える+エール=カナエール

「たまに、カナエールって声に出して言いたくなりませんか?」って実行委員会の事務局スタッフに言ったら、「大丈夫ですか?」って返されたことがあります。

というのは笑い話ですが、カナエール、ってネーミング、とってもユニークだと思っています。なんか響きが良い。僕は実行委員会に加わって5年ほど経ちますが、カナエールというネーミングは当然その前からあったもの、立ち上げの初期メンバーが作ったものです。

カナエールというのは「叶える」という言葉をキャッチーな響きにしたもの。これで半分正解です。

もう半分はというと。

カナエールというネーミングを分解すると、「叶える」と「エール」になります。エールは応援する時のエールですね。つまり、夢を叶えることを応援する、という意味になります。

実はこのプロジェクトで大事なエッセンス、「カナエール」というネーミングにギュギュッと詰まってるんですね。

プロジェクトのスタートから引き継いだものは他にもあります。

カナエールのロゴマークも、とってもユニークです。以前、友人のデザイナーには「ロシア・アヴァンギャルドみたいだね」と言われたことがあります。実際、そうした力強い時代のアートがデザインのモチーフになったようで、そこにカナエルンジャーを表す男女と、彼らが発するメッセージが図案化されています。赤と黒と白、カクカクした線、福祉や社会貢献の分野や、ソーシャルビジネスなどの分野ではあまり見かけない、ちょっと異色のデザインになっています。

実行委員長に聞きました。「ポップさ」が大事なんだそうです。

ともすれば、かわいそうとか、つらそうとか、苦しそうとか、ネガティブな感情が先行してしまいそうな領域にあって、「ポップさ」というのは主人公のカナエルンジャーの強さをしっかり押し出していこうというプロジェクトの意思の現れです。そうやって、先達がネーミングにロゴマークに込めてくれた想いが、このプロジェクトの今に繋がっています。

大原則に立ち帰れるもの、過去から未来に立てた道標は、しっかりプロジェクトに根ざしています。

「声に出して言いたくなりませんか?」

今年も会場で皆さんが声に出して叫ぶ機会が、きっとあります。

「カナエール!」

良く響くんです。