応援されるという経験をもらうと、応援する存在になることができる。

応援されるという経験をもらうと、応援する存在になることができる。

カナエール東京・横浜の実行委員長、植村百合香より来場した皆様に昨年お伝えさせていただいた、カナエールを継続していくためのメッセージです。このプロジェクトが続いていくために必要なこと、このプロジェクトが続いていくのに意味があること。

カナエルンジャーたちの120日間の挑戦は、みなさまに見守られることで今日ひとつの形になりました。しかし、挑戦は終わりません。「卒業」までの長い道のりが続いています。

5年前、プロジェクトの立ち上げに参加し、今日まで関わってきた立場から、お話させていただきます。

施設からの進学率が低い理由のひとつに、児童養護施設の職員が、自信を持って子どもの背中を押せる環境にない。ということがあります。

最長4年間にもなる、学費と生活費、家賃をアルバイトで稼ぐ日々。もし中退したら、奨学金は借金として残り、就職も難しい。せっかく進学しても、中退してしまう子をみている職員は、たくさんの心配を抱えています。

施設で面倒をみることができるのは、18歳まで。安定を考えれば、就職させて送り出したい。そのため時に、夢を諦めさせなければならない。「好きなことを、やったらいいよ。」そういえたらどれだけいいでしょうか。葛藤の連続だと思います。

私達は、この現実を知り、それはおかしいと思いました。諦めることを、18歳で受け入れなければならない。夢にむかい、挑戦しようとすることさえ叶わない。

解決策がないならば、つくるしかない。そうしてカナエールは立ち上がりました。

親も、親の代わりもいない困難な状況にある若者に「やってみなよ。」と、背中を押せるようになりたい。夢をかなえるために、挑戦し続けるという選択を手にして欲しい。

必要なのは、「応援してくれる人の存在」です。本気で120日間向き合ってくれるエンパワメンバー、夢スピーチという決意表明を、顔がみえる距離で受け止めてくださるコンテスト来場者。協賛・協力企業。そして、卒業までの奨学金を提供する継続サポーター。すべてのピースが揃って,カナエールは応援をつなぐことができます。

お陰様で、5年間で75名がスピーチの舞台に立ち、合計4500万円の奨学金を給付してまいりました。12名の卒業生を送り出すこともできました。

私達からのお願いは、来年も、カナエルンジャーたちを、この舞台に立たせてください。ということです。
安定的な運営にはまだ遠く、来年10名に、卒業までの奨学金を約束するため、あと200名の継続サポーターが必要です。

 

13329583_1327513247265910_1062275625929697398_o

応援されるという経験をもらうと、応援する存在になることができる。

勇気をふりしぼってスピーチした姿、多くの人に応援されて卒業していく姿は、施設で生活している後輩と職員の希望にかわると信じています。

「うちの施設からのはじめての進学者です。」カナエルンジャーの出身施設の職員の方から言われた言葉です。「1人進学者がでると、”できるものなんだなあ”っと実感して,後に続く事ができるんです。」そう教わったこともあります。

 

昨年のコンテストの観客席にいた子が、今年出場してくれているという嬉しい出来事もおこっています。希望は連鎖してつながり、誰かの背中を押すことにもなります。

困難な環境におかれても、夢をもつことはできる。カナエルンジャーは証明してくれました。

応援があれば、挑戦し続けることができる。カナエールは証明していきます。

 

ありがとうございました。

カナエールが続いていくため、バトンを次へと渡すため、カナエール 2016 夢スピーチコンテストにご来場いただき、カナエルンジャーを応援してください。その1日が、若ものの作る未来に繋がっています。

カナエール 夢スピーチコンテスト 2017 チケット好評発売中!
お求めは下記リンクより!