【運営メンバー募集中】プロモーションに、お力添えください!

NPOのプロモーションディレクター(ボランティア)募集中!
6年目を迎える、児童養護施設から進学を目指す若者のための奨学金支援プログラム「カナエール」(運営:NPOブリッジフォースマイル)
2015年7月には1200人以上を動員し、東京・横浜・福岡にてスピーチコンテストを開催して参りました。
小さなNPOが、あらゆる分野のプロフェッショナルと協力しながら、年間2000万円を集めるチャレンジ!
広報プロモーションでお手伝いただける方を募集しております。
◆活動期間:2015年秋~2016年8月まで
◆活動内容:カナエール実行委員会におけるプロモーションディレクター
◆プロモーション分野でのお仕事の経験がある方/ソーシャルメディアまわりのPR企画、運営に通じている方
いきなり、ディレクター?と思われるかもしれませんが、もともと自立支援に特化している団体ゆえ、
なかなかプロモーションまわりを確立できないでいます。
実行委員メンバーはそれぞれその道で活躍しているプロが集まっていますが、広報プロモーション分野でのメンバーが著しく足りておりません。
関わり方は少しずつ〜がっつりとことん。幅広くあります。
まずはご連絡ください。詳しく、お話させていただきます。
連絡先:info@canayell.jp 担当:植村

2016へ向けてキックオフ!

お久しぶりです! 気付けば暦は9月。猛暑の日々が終わったかと思えば、早くも秋の長雨が続いていますね。
カナエールは2016年の開催に向けて、実行委員でキックオフを行いました。このメンバーでコンテストの企画運営や出場者のスピーチトレーニング、プログラムのプロモーションなどをしていきます。来年夏のスピーチコンテストまで、長いようでもその日はあっという間にやってきます。6年目もがんばろう!
 

Daring to Dream [English]

To take a deep, hard look at oneself is a challenge at any age. To do so as a teenager is even more trying. But what if your early life had been a turbulent one — a life without the comfort of a loving parent and plagued by hunger, neglect or fear of violence? To then speak about your past — and dreams — on a stage in front of hundreds of strangers is probably a feat even beyond many adults.
The Canayell speech contest was, to me, at once heart-wrenching and inspiring. To hear the raw experiences of children orphaned at a young age, or forced to lead their whole lives in institutions due to their parents’ financial strife, or who were bullied in school for the sole fact that they were institutionalized, inspires pity.
The children’s speeches, however, contain no self-pity. These boys and girls, who have had more than their fair share of despair, distress, and even trauma, speak mostly of their hopes and aspirations. Hopes of becoming a school teacher to help students in need of emotional support; of working at a child institution to comfort those who face a similar fate to theirs; of becoming a wedding planner to take part in the happiest moments of couples’ lives; of becoming a journalist to unearth the sufferings of those forgotten by the world at large.
It seems against the odds that these children have overcome their tribulations and complexes to harbor dreams to better themselves — many with the goal of serving others. How does a child who was abused to the point of sustaining injuries to his organs get past his own suffering to hope for a better world?
If anyone deserves a shot at that, it’s that 17-year-old boy, and all the others like him who have had the strength to survive the trials that most of us in the developed world have never had to experience. They don’t deserve our pity; they deserve our respect. If they’ve come this far, imagine what they could do with the education they long for, and the drive that they have. And their success would be an inspiration to all of us, and proof that other children like them can dare to dream.
– Chang-Ran Kim, Senior Correspondent, Reuters News, Tokyo (July, 2015)
 


This column is by a Reuters reporter who agreed to share her opinion on the Canayell speech contest.


 

コンテストが終わっても、カナエールは続いています

カナエールでは、スピーチコンテストを終えた奨学生たちに奨学金を給付するだけでなく、社会人ボランティアによる継続的なサポートを行っています。
奨学金があるとはいえ、それで学費と生活費をすべて賄えるわけではありません。親に頼らずに、アルバイトと学業を両立させる大変な生活が待っています。
彼らが困難を抱えたとき、アラームに早く気付き、中退に繋がるようなトラブルを未然に防ぐ取り組みが必要です。
社会人や奨学生同士の交流イベントの開催や、マンツーマンの定期面談を通して、奨学生が大学・専門学校を卒業するまで見守っていきます。
今月から始まる新年度のキックオフを行いました。登録ボランティア67名のうち、今日は21名が参加。新リーダーも決まりました!
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2015年6月29日 東京新聞にてカナエールが紹介されました。

2015年6月29日 東京新聞にて、『「支えられた恩 次世代に」スピーチコンテスト優秀賞・西野夏希さん』として、カナエールが紹介されました。
今年の「カナール夢スピーチコンテスト横浜」についての記事となっています。
「支えられた恩 次世代に」スピーチコンテスト優秀賞・西野夏希さん:東京新聞

Think Future, Live Now.なウェブマガジンearth gardenで、2012年カナエルンジャー さちのインタビューが特集されました。

Think Future, Live Now.なウェブマガジン、earth gardenにて、実際にスピーチコンテンストに出場し、現在は保育園の職員さんとして働く、さちのインタビューが特集されました。
カナエールに参加したからこそ、叶った保育園で働くという夢。
彼女がカナエールに対する思いを語っています。
「私はひとりじゃない」児童養護施設の子どもをエンパワメントする『カナエール』
 

【エンパワ日記】残された時間で、横浜ブルー全力投球!

横浜のスピーチコンテストまで、いよいよ残すところあと3日となりました。東京と横浜、全16組のカナエルンジャーとエンパワメンバーの活動をお伝えしてきたエンパワ日記も最終回になります。児童養護施設の職員を目指し専門学校に通うカナエルンジャーブルーの“かっつみー”。彼を支えるエンパワメンバーのHCさんからの報告です。
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こんにちは。横浜ブルー、マネージャーのHCです。
カナエールの活動はコンテストに向けて後半戦に入っています。各チームがスピーチの原稿作りや練習に励んでいます。
そんな中、カナエール実行委員のデイブが、お勤めの企業様の会議室を借りて練習会を企画してくれました。コンテストまで残り2週間となっていた東京のチームに混じり、私たち横浜ブルーチームも参加させて頂きました。
練習会では、参加したカナエルンジャーのスピーチ練習を所属チームに関わらず、練習会場にいる皆が聴き合いました。他のチームとの交流で切磋琢磨しては、またそれぞれのチームが真剣に原稿に取り組んでいる会場は、温かさと緊張感の混じった空間でした。
横浜ブルーチームは個別活動をメインとさせて頂きながら、仕上がり段階に入った東京のチームの練習に迫力に触れて、横浜コンテストまで残り3週間を悔いのないように臨もうと気持ちを新たにしました。
カナエールでは、コンテストまで各チーム活動を基にスピーチを作り上げていきますが、ここに参加する皆の意気込み、協力、励まし合い等々のエネルギーが共同して、カナエール2015が成り立っていることを感じた1日でした。
コンテスト当日は、会場にスピーチを聴きにいらっしゃる皆さまのエネルギーもまた共同して、カナエール2015となることでしょう。ワクワク、ドキドキしながら、その一期一会を今から楽しみにしています。
“全力投球”、野球が好きな、カナエルンジャーかっつみーと、あれこれ談義しながら決めたスローガン。カナエール活動中にも、いろんなことを乗り越えてがんばっているかっつみーと共に、このスローガンを体現できるようにチーム一丸でがんばっていきます!
※ 実行委員のデイブが勤めている企業様には会議室を貸して頂き、各チームが存分に活動することができた1日でした。ありがとうございました。
 
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【エンパワ日記】チーム一体! みんながみんなをエンパワメント

チーム横浜パープル、マネージャーのアソートです。2月に始まったカナエールですが、既に全日程120日もそろそろゴールが見え始め、各地域のコンテスト開催日までいよいよ一ヶ月を切りました。そして先日は、コンテスト本番前の事前確認にあたるプレスピーチが行われました。カナエルンジャーの緊張ぶりを見ていて、コンテストへの不安、それと同時にカナエール自体への熱い意気込みが感じられました。
さて今回は、そんなスピーチコンテストまでに各チームが歩む過程、カナエルンジャー、エンパワみんなが試行錯誤しながら前に進んでいる様子を、私のチームのお話をしながら、皆さんにお伝えしたいと思います。
私たち、横浜パープルのカナエルンジャーは将来海外で困難な状況にある難民の支援を仕事にし、世界で活躍しようとしている”りんちゃん”です。この4月からは大学へ進学し、自分の夢につながる授業を選択したり、図書館で調べ物をしたりと、自分の夢を着実に叶えようとしています。また本人の希望を元に、実際に難民支援に従事されてる方にお会いしてインタビュー(職業人インタビュー)させてもらったりすることで、自分の掲げる夢がより具体的に見えてきたと思います。
しかし、同時に、夢が具体的に見えてくることで、夢が少し揺らぐこともありました。それは、「難民支援」は資格でもなく、またそもそも支援への関わり方も色々あり、仕事内容は一様ではないため、本人がどのような関わり方が一番自分にとって適切なのか、うまく想像できなくなってしまったためです。
でも、そんな時は、カナエルンジャーを常に傍らで支えるメンターの”ゆりごん”が、りんちゃんに寄り添い、目指す夢や、それを持つに至った今までの出来事を一つ一つ丁寧に共有していくことで、りんちゃんにとって本当にやりたかったことを思い出す手助けをすることで、夢の内容をより具体的に掘り下げていきます。また、それでも煮詰まってしまった時は、カナエルンジャーの紹介映像を製作するクリエイターで、元教育者である”きーたん”が、優しい言葉と、深く心に届く質問でりんちゃんが忘れていた自分の軸を再確認するお手伝いをして、本人の夢とスピーチにつながりをもたらします。
さらに、時には、あーでもないこーでもないと私を含めたエンパワ3人の間で意見が白熱してしまう時もあるのですが、そんな状況をりんちゃんは冷静に淡々と見ていて、『エンパワの3人が熱すぎるから、私は調整役なんだ!』と自負しているそうです(笑)。そんな、もはやチーム内のみんながみんなのエンパワ(助ける人)になっていくことでチームが一体となり、カナエルンジャーの夢が一点へ収斂し、そしてスピーチを輝かせることができていく様子を傍らで見させてもらっています。カナエルンジャーが当日どんな姿でステージに立つのか、私たちも楽しみです。ぜひお越しください!
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事前発表会の一コマ。自分のスピーチを映像で確認するカナエルンジャーパープルの“りん”。
 

【エンパワ日記】横浜ゴールド、ラストスパートへ

横浜のスピーチコンテストまであと5日に迫りました。各チームのマネージャーに寄稿いただいているエンパワ日記も残すところあと3回です。
横浜カナエルンジャーゴールド“かんみす”のマネージャー“ユキ”に、先月の事前発表会の様子をレポートしていただきました。
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3月の合宿からおよそ2ケ月後の、5月24日の日曜に横浜の6チームが集まって事前発表会いわゆるプレスピーチが行われました。
今回は、スピーチトレーニングを行っていただけるフジテレビさんからの講師の方と、トレーニングチームの二人が見守る中、本番さながらの緊張感を持ったものとなりました。
カナエルンジャーが一人も集合時間に遅れることもなく集まれたのは、コンテストまでおよそ1ケ月となったことと、先週の相談会がよいきっかけとなってチーム全体に緊張感がでてきた証拠でしょうか。
プレスピーチは、
・オリエンテーション
・前半3チームのスピーチと講評
・後半3チームのスピーチと講評
・スピーチトレーニング
・チームごとの活動(プレスピーチの反省など)
というスケジュールで行われました。
6チームのカナエルンジャー全員が、合宿の際行われたプレプレスピーチの時よりもはるかに落ち着いた雰囲気でスピーチをこなし、またスピーチの内容もこの2ケ月間に悩みに悩んで考えてきたことを感じさせるものでしたが、その一方で講師の方、そしてトレーニングチーム2人からはスピーチの仕方、原稿の内容に的確な指摘があり、良かった点、改善すべき点がはっきりとしたものとなりました。
各チームとも今回の指摘をもとに、良かった点はさらに良く、悪かった点は改善するために、これからの1ヶ月チーム一丸となって頑張っていかなければなりません。
1ヶ月という期間は、何もしなければあっという間に過ぎてしまいますが、ラストスパートをするにはまだまだ十分な時間は残されているはずです。
6月28日の会場では、見にきていただく皆様にきっと、この3カ月間に成長したカナエルンジャーと彼らの素晴らしいスピーチを披露できるものと思います。
 

【エンパワ日記】残り一週間、できる限りの準備をしてコンテストに臨みます!

チーム東京オレンジのマネージャー“ばんぶう”です。
コンテストまで2週間を切った時点で、原稿が完成していません。
先週もフジテレビのアナウンサーさんからアドバイスをいただき、完成度は高くなっているのですが、そろそろ完成させないとコンテストまでに原稿を覚えられない。マネージャーとして“非常に”焦っています。
「水曜日までに原稿修正してね、チェックするから」
「日曜のチーム活動の前までに今の原稿を暗記してきて」
わがチームのカナエルンジャー高校3年生の“むーみん”へLINEで矢継ぎ早にメッセージを送ります。が、冷静に考えると次の土曜はむーみんにとって高校最後の部活の大会、まずはそっちを優先していいよとメッセージを送ると
「いえ、出来る限りのことをしておきます。」
とむーみんからの返信。うーん、泣かせてくれます。
日曜は蒲田駅近くの公共の会議室を利用してスピーチトレーニング。
「読むの早すぎ」「間をとって」「抑揚をつけて」「感情込めて」「スマイル!」3人のサポーターから次々と指摘が入ります。むーみんの素直な気持ちが表現されたスピーチがより多くの人に伝わって欲しい、そんな思いでついつい要求が多くなっているのかもしれません。最後は蒲田名物の羽根付き餃子を食べて解散しました。
本番までに間に合うのか?不安はつきませんが、残り1週間、カナエルンジャーもサポーターもできる限りの準備をして本番に臨みます!