【エンパワ日記】カナエールの120日間はかけがえのない経験

チーム東京ブラックのマネージャー、たえちゃんです。
今回はカナエールに関わることの魅力についてお伝えしたいと思います。
カナエールは、様々な方のご協力により成り立っております。
カナエールでは、コンテストに出場する児童養護施設出身者(=カナエルンジャー)を社会人(=エンパワ)3人でサポートします。
私は今年の4月で社会人8年目を迎え、今年30歳です。そんな私のチームメンバーは40代の税理士事務所の所長さん、50代で起業準備中の父親ほど歳の離れたベテラン社会人です。30代、40代、50代の3人+10代のカナエルンジャーで和気あいあいとコンテストに向けて準備しております。
カナエルンジャーは、コンテストで自分の夢を5分間のスピーチで語ります。その5分間のスピーチのために、エンパワは120日間カナエルンジャーとともに並走しますが、ご支援いただく方に確固たる「夢」を伝えるべく、夢の具体化のため「仕事人インタビュー」を行います。カナエルンジャーが目指す職業の方にインタビューを実施し、夢の実現のために必要となる考え方やステップをご教示いただくのです。仕事人インタビューのため、エンパワ同士で情報交換し、インタビューをお受けいただける方を探します。まさに今、その最中です。
インタビューを実施するにあたり、「仕事人」とアポイントを取るのですが、カナエルンジャーは学校がありますし、エンパワは社会人として勤めていますし、「仕事人」ももちろんご多忙で、必ずしも対面での予定が調整できるとは限りません。そんなときに役立つのが、Asusさんから協賛いただいている「Chromebook」です。カナエルンジャー一人ひとりに貸出しされており、google Chrome の「ハングアウト機能」を利用し、TV会議も可能となりました。3月下旬に、カナエールの合宿が開催されたのですが、Googleの社内ボランティアの方にお越しいただき、Chromebookの使い方についてレクチャーいただきました。
このように、カナエールは様々な方のご協力のもとに成り立っており、カナエールに携わると様々な業種・世代の方と交流することができます。
カナエルンジャーの夢を見守りながら、エンパワも自分の夢について思い返す機会を与えられ、様々な業種・世代の方と交流することにより視野を広げられます。
土日の活動もあり、費やす時間も決して「少ない」とは言えません。しかしながら、カナエールの活動を通して、費やした時間以上の価値を得ることができると私は感じています。
活動を開始してから、コンテストまでの120日は長いようであっという間に過ぎていきます。大変なこともあるのですが、振り返ったときにはかけがえのない経験になっています。
最後に、チームブラックのハクガの夢についてお伝えさせていただきます。
「調理師になり、料理を通して施設に住んでいる子どもたちに夢や自信をもってもらうこと」
写真は合宿のときに作成したチームフラッグです。コンテストまでの約3ヶ月間、エンパワ一丸となって、カナエルンジャーを支えていきます!
hakuga