多くの人で、支える仕組み

こちらの記事はカナエール実行委員の加藤 康祐のブログ、kosukekato.com : the idea espresso.からの転載です。本人の了承を得て掲載しています。


色々な人にご連絡をしていました。色々な人がカナエールに僕が関わっていることは知っているのだが、本業とはまた違う畑のことなので、普段の付き合いとはまたちょっと違うところもあり。そんな中で仕事仲間が「黒子のバスケ脅迫事件の被告人意見陳述文」というのの話を挙げていました。引き合いに出すには、少し毛色が違うのではないか、と思ったのだけれど、言われた瞬間、意図がわかった。

苦境にある時、本人が諦めるということもあるけれど、周囲が諦めるということもある。その人の周囲ってなんだったのだろうということ。

例えば、こないだ少し介護の話になって、二世帯居住していた人が介護が始まると老人ホームに預けてしまう、ってなんなのだろう、というような話だったのだけれど、一概に老人ホームに預けることが悪いとは言えない、というか良いことも多いと思うのだが、一方で、簡単に諦める周囲というのもある。難病疾患みたいなこともそう。例えば移植手術を行うための寄附の呼びかけとか、ALSのアイスバケツチャレンジとかもあったけれど、ああいうのも周囲が諦めない、そのための工夫なのだろうなあと思います。生活保護を受けていた人が就農し、でも職場が嫌になった時に、でもそこで諦めさせないための対話、とか。

苦境にあって、本人がずっと諦めないでいるということは難しい。波もあれば凪もある。夢を諦める / 諦めない、みたいな二択の決断をする時も勿論あるだろうけれど、どちらかというと日々のことというのは、今日は何とかなりそうな気がするとか、今日はもう自分ダメな気がするとか、そういう浮き沈みのあることなのではないかなあと思います。バイオリズム、みたいなことに近い。

そういうものの支え。

カナエールというプロジェクトには色々なステイクホルダーがいて、スピーチをするカナエルンジャー、そのサポートをするエンパワという社会人ボランティア、プロジェクトの運営をする実行委員会、それを取りまとめる事務局、主催するNPO、当日の司会・審査員・パフォーマンスするアーティスト、プロジェクトを広めてくれるスペシャル・アンバサダーという著名人、コンテストを観に来てくださる観客、プロジェクトを継続的に寄附でサポートするサポーター、寄附や物品支援をしてくれる企業スポンサー、事前準備と当日スタッフとして協力してくれるボランティア、横浜の場合は横浜市との連携もあります。あと勿論、カナエルンジャーを送り出す施設職員の人たち。

これに加えて、プロジェクトの外部にもたくさん協力してくださる方々がいます。横浜でイベントやる時には、横浜のコミュニティや他の団体にもお世話になったし、ずっと取材記事の作成に協力してくれてる編集者もいれば、昨年のChromebookとクラウドのプロジェクトの導入でも色々な企業の方々にお世話になったし、1つの記事で想定した以上の寄附が集まって心底驚いたことも。チラシの設置に毎年色々な場所にお世話になっているし、イベントでお話する時間をもらうこともあるし、SNSでのシェアとかも勿論ある。「大きなうねり」という時に、だからそれは色々な人達が色々な形でコミットしてくれているということであって、巻き込んでいるというと聞こえは良いが、ようは色々な人のお世話にならないとやれないことということ。

そういうものが支え。

そうやって、カナエールというプロジェクトはとても大きな「周囲」を子どものために作ることができています。1年経てば、また違う子どもをその「周囲」が囲むことになる。そういうものが1年1年、回を重ねるごとに伸びてゆく。隊列が伸びてゆく。なんかイメージ湧くでしょうか。そんな行進。

支える、仕組み。

カナエール横浜前日となりました。多くの人で、支える仕組み。

 

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