【活動報告】カナエール2015、いよいよ本格始動!

開催日時 2015年2月15日(日)12時〜18時
参加人数 エンパワ39人
B4S 8人
実行委員 18人

エンパワ研修が行われました。カナエールプロジェクトに参加する高校生(=カナエルンジャー)のサポートをする、ボランティアさん(=エンパワ)達が初めて顔を合わせる日です。B4Sのスタッフとも初対面。カナエール、いよいよ本格始動です!

■事前準備
スタッフは朝11時に集合し、事前打ち合わせ。タイムスケジュールや会場の設備の確認を行った後、仕事に取り掛かるスタッフ達。皆それぞれ各分担の仕事をきびきびとこなしていきます。インターン生の私はエンパワさん達の誘導係でした。続々と集まってくるエンパワさん達を見ると、胸が高鳴っていきました。
誘導を終え、会場へ。スクリーンの前に、円形に並べられた椅子に座って待機するエンパワさん達。ちらほら会話を始めている席もありますが、まだまだ全体的に緊張した面持ちの方が多い印象を受けました。
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研修前の会場の様子。少し硬い雰囲気。

■研修スタート!始めはアイスブレイクから
B4Sの代表、林恵子の挨拶で研修スタート。まずは参加者たちの緊張をほぐし、お互いを知るための自己紹介タイム。ニックネーム、職業、出身地とご当地アピール、マイブームを書いた紙をもって、テンポよく、多くの人と自己紹介しあいます。私もエンパワさん達にまじって参加しました!お話を伺うと出身地、職業みなバラバラ。様々なバックグラウンドを持った方たちがいらっしゃいました。
緊張がほぐれたところで、お次は3人でグループを作ってクイズを行いました。一人がものの名前が書いてある紙を額にあて、残りの二人からヒントをもらいながらそこに何が書いてあるか当てていくゲーム。やってみると意外と難しく、悪戦苦闘!ヒントの出し方にもその人の教養や性格が表れて、よりお互いを知ることができました。
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休憩中のエンパワさん達。最初よりも打ち解けた様子。会話も活発に。

■ロールプレイでエンパワの役割を知る
休憩をはさみ、実践的な研修に。4人でグループを作り、自分の思うままに遠慮なく話をする役、それにひたすら同意し受け入れる役、逆に厳しい意見を言う役、3人の様子を観察する役に分かれてのロールプレイを行いました。カナエールを進めていく中で実際に自分がどのような立ち位置で、どのようにカナエルンジャーと関わっていけばいいのかを実践しながら考えていくワークです。慣れない役回りを演じるのに苦労した、とおっしゃっていた方もいらっしゃいました。カナエルンジャー達と寄り添いながらも時には厳しく、そして情熱だけでなく冷静さも求められる、エンパワという役割の難しさを確認しました。

■児童養護施設出身者の実情を知り、想像する
再び代表の林が壇上に。エンパワさん達は椅子をスクリーンの方ヘ向け、一気に講義モードに。表情も真剣です。まず、児童養護施設がどのような場所であるのか、そしてそこで暮らしていた子どもたちはどのような環境で育ち、何を経験している可能性があるのかを林が説明。初めて知る実態に驚きの表情を見せている方もいらっしゃいました。実態を知った上で、自分がもしそうした状況におかれたら何を思い、感じるのかを想像し、周囲の人と共有しました。
「同じ経験をしていないのだから、完全に共感することは不可能。でも、想像力を働かせて寄り添っていく姿勢が大事。」林の言葉で研修は終わりました。
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真剣に話を聞くエンパワさん達。

■インターン生として
カナエールという一大プロジェクトに初めてかかわった日でした。企画を立ち上げ、人を集め、動かしていくことの難しさをほんの少しですが知ることができました。エンパワ研修が開催されるまでに、開催が危ぶまれるような危機があったという話をスタッフから聞きました。事前ミーティングから始まり、エンパワさん達が休憩している間も常に彼らに気を配っているスタッフ達。このプロジェクトに対する情熱が見て取れました。
エンパワさん達にもお話を伺いました。どのような動機で参加しているのか、不躾な質問に快く答えていただきました。「自分はスピーチの仕方を学んだ。身につけた能力を社会に還元したい。」「カナエールに参加するのは2回目。このプロジェクトにはまってしまった。」動機は皆それぞれですが、このプロジェクトにかける熱意にあふれている、という点では皆同じだと感じました。
こうしたパワフルな方々と一緒に一つのことをする、その一端に触れたことは私にとって大変刺激になりました。
自分の将来への足掛かりとしてカナエールに参加する高校生達。彼らの夢への第一歩に立ち会い、支えるこのプロジェクトは、生まれた家庭の事情等、彼ら自身ではどうしようもない状況にその後の人生が決められてしまいがちだった子どもたちが、自分の力で道を切り開いていくための手助けをするものです。このプロジェクトをきっかけに、特殊な環境に身を置いている子どもたちに一人でも多くの関心が向けばと思った日でした。

(担当:学生インターンミーシャ)